1960年代: トヨタ自主研グループ (トヨタ グループの各社から集まったスタッフで構成されたプロジェクトチーム) が大野耐一氏を中心に結成され、トヨタ自動車の生産改善システムを開発しました。これを発展的に体系化したのがトヨタ生産方式 (TPS) です。
1987年: トヨタ自主研グループの設立メンバーであった岩田良樹は、世界中に改善システムを広めることを目的として株式会社新技術研究所を設立しました。当初から日本国内企業だけでなく、アメリカやヨーロッパなど世界中に渡り数々の活動を行なってきました。また改善活動を行う中で、岩田は1993年7月決算で249億ドイツマルクを損失していた 『ポルシェ社』 からの要請で改善指導を行った結果、わずか2年で赤字から黒字へ転換し、再生させました。 岩田良樹
2001年: 岩田良樹が他界。
2003年: 亡き岩田良樹が目指した本来のビジネスコンセプトを継承する為に、彼の右腕でもあり当時管理部門責任者であった大竹 (岩田) 紅美 (現社長)、大野耐一氏の愛弟子であり当時副社長であった丹羽宣治および上級コンサルタントによって 『株式会社 新技術グローバルコンサルティング』 が設立されました。
2004年: 米国ワシントン州ベルビュー市に関係会社を設立しました。
現在、世界中の企業に対して改善指導および実践的なコンサルティングを行っています。

新技術グローバルコンサルティング (SGC) は、製造や物流のプロセスをはじめ、あらゆる産業の業務を 「改善」 することを専門とするコルサルタント集団です。SGCの改善コンセプトは、企業が持つ人材、資材、設備、情報を効果的かつ効率的に組み合わせて、企業内に潜在する 「ムダ」 を排除し、トヨタ生産システム (TPS) を更に発展させたSGCプロダクションシステムを導入して、各クライアントの事情やニーズを考慮しながら最も効果的な生産システムを構築することです。

SGCプロダクションシステムとは、「ジャスト・イン・タイム」 と 「自働化」 を基本として、無駄を徹底的に省く生産システムです。「ジャ スト・イン・タイム」 では、「必要なもの」 を 「必要な量」 だけ 「必要な時」 に造る (買う、運ぶ) ことで 「ムダ」 を排除します。「自働化」とは、異常を自ら検出して生産ラインが止まり、問題点を明確にして改善に結びつける考え方です。

SGCの改善コンサルティングの最終目的は、クライントの現場を改善することだけではありません。クライアント企業が自ら問題を発見して解決できる能力を修得させること、そして企業の人材をもって自ら改善を推進できる体質を構築することです。

 
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