目的やレベルに合わせたセミナーによって改善力をアップ

コンサルタントによる改善指導を効果的に理解して実践するには、改善コンセプトを熟知し、改善技術を習得していることが重要です。コンサルティングはオン・ザ・ジョブ・トレーニング (職場内研修) であり、講義と実習を組み合わせたセミナーはオフ・ザ・ジョブ・トレーニング (職場外研修) として位置付けられます。
SGCは、さまざまな改善テーマとレベルに合わせたセミナーを開催しています。

セミナー日程についてはこちらからご確認ください。

SGCセミナースケジュール
改善(LEAN)導入セミナー
 

改善はあらゆる業種に対し適応することができます。改善導入に大切なことは、ただ単に改善手法や手順を導入するという事だけではなく、その考え方を組織に取り入れるということです。考え方を組織に示して、“自分たちでやり方を見出していく”のが改善導入の第一歩です。このセミナーでは、トヨタ自動車の工場見学の他、自らの手を汚す模擬現場での改善実習を通して改善手順を体験し、実際に改善手法を考えます。

セミナーに参加することでマスターできる知識と技能:

  • 改善の基本的概念
  • 改善導入のステップ
  • 自身の作業改善と自職場で改善活動を推進する能力
  • 継続的な改善活動の方法
改善(LEAN)管理者向けセミナー
 

改善活動を推し進めてゆく上で、管理者はどうあるべきか?改善の定着に重要なのは、会社上層部から方針を示し、皆が同じ方向を向くこと。トップダウンの体制をいかに築くのかという事です。また、いかにしてモラルの高い職場をつくり、高いモチベーションのまま持続させるのかといった具体的な方策を紹介します。改善の定着から展開まで、管理者が果たすべき役割とその手法を広く学びます。講義で学んだことを実際の複数の現場でどのように実践されているかを見学することができます。

セミナーに参加することでマスターできる知識と技能:

  • 改善推進における管理者の役割を知る
  • 方針管理と日常管理の進め方
  • 改善を継続させるための職場づくりの進め方
オフィス改善セミナー
 

オフィス改善も基本はモノづくりの現場で行っている改善と同じです。 業務が仕上がるまでにはどれくらいの時間がかかっているのか? 業務の精度はどうか? 余分な費用はかけていないか?  納期短縮、品質向上、コスト削減の観点から現状を把握し、問題をつきとめ、解決する手法を学びます。 問題解決に必要な基本的な講義および、クラス実習を通して実践的なアプローチを体験します。 ツアーの最後には実際にオフィス改善に取組んでいる現場の見学も予定しています。

セミナーに参加することでマスターできる知識と技能:

  • 問題を発見するための様々な見える化を実践する能力
  • ムダを見つける目を養う
現場改善セミナー
 

改善とは何か、改善によって企業はどのような恩恵を得られのかなど、改善の基本概念を体得します。講義と現場実習を通じて、主に改善に不可欠な要素であるジャスト・イン・タイム (JIT) の基本概念とタクトタイム生産のための標準作業を学びます。このセミナーに参加することが改善を推進する人材育成の一歩となります。

セミナーに参加することでマスターできる知識と技能:

  • 改善の基本概念 (改善とは何か、改善が企業にもたらす利益など)
  • 自分の現場で改善活動を実践する方法
  • 自分の現場における生産システムを解析する方法
  • 最小の費用で最大の改善効果を引き出す方法
かんばん&物流改善セミナー
 

「部品を調達する」「部品を仕掛ける」「工場内で物を運搬する」「完成品をお客様に届ける」などの間で、物が停滞します。そのためにその停滞したものを保管する場所が必要になります。更にそれは在庫となり、在庫を管理する必要が発生し、帳票が増え、それに関わる人も必要になります。このようなムダの連鎖を問題と受けとめ、この問題をいかに解決していくかを学びます。
ジャスト・イン・タイム(JIT)は、「必要なものを、必要な時に、必要な量だけ生産したり、運搬したりする」仕組みであり、考え方ですが、これを実現するための道具である「かんばん」を学びます。「かんばん」は、かんばんシステム全体を理解する必要があり、部品調達や物流改善の進み方を学びます。

セミナーに参加することでマスターできる知識と技能:

  • ジャスト・イン・タイムの概念、およびジャスト・イン・タイム生産を実現する道具であるかんばんの概念
  • 生産工程の流れ化とかんばん導入の方法
  • JITの物流と物流の最適化
  • 物流改善の進め方
生産準備 (3P) セミナー
 

優れた品質の製品 (Product) を、生産性の高い工場 (Plant) で、管理された工程 (Process) で生産する、ことこそが企業の収益増大につながります。これらを実現させるには、新製品の開発段階から生産準備活動までを基本的レベルから見直し、準備段階からジャスト・イン・タイムの概念に基づいてすべての準備を短時間かつタイムリーに行う必要があります。生産準備セミナーでは、それを実践するために必要な知識と能力を修得できます。

セミナーに参加することでマスターできる知識と技能:

  • 効果的な生産計画と工程に向けた解析と設計
  • 設計や生産システムに潜在する問題を本質的に排除できる新しい製品設計と製造システム
自働化セミナー
 

ジャスト・イン・タイム(JIT)と共に重要な役割である自働化とは、「不良が発生したら、もしくは発生しそうになったら、すぐに停止する」ことです。つまり異常が発生したら、即座に検知、停止することで不良品の発生を防止し、良品だけを生産する「品質を工程で造りこむ」工程ができます。結果的に検査、手直しなどのムダを省くことができ、機械の見張り番から作業者を解放し、他の付加価値を生む仕事を行うことができるようになります。
更に、着々ラインの造り方や生産変動に対応できる少人化ラインの造り方、標準作業の組み方やからくり設備の造り方なども学べます。

セミナーに参加することでマスターできる知識と技能:

  • 自働化のコンセプトと役割
  • 着々ラインの造り方
  • 少人化ラインの造り方と標準作業の組み方
  • からくり設備の造り方
改善推進室 (KPO) セミナー
 

改善推進室とは各現場での改善を統括して推進する組織で、一般的には経営者直轄の組織です。改善推進室の役割は、SGCプロダクションシステムに基き経営にリンクした (原価低減)、さらにあるべき姿に向けての改善活動の推進を行うことです。具体的には自主研究会の企画・運営、自主研究会のチェック・フォロー、人材教育・育成などがあげられます。このセミナーでは改善推進室の役割を習得し、現場の問題点を鋭く指摘できる目を養います。

 
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