企業は、社会との調和をはかりながら利益を追求し、永続的に飛躍し続けることを求めています。造れば売れた時代は、大量生産することで利益を上げることができました。しかし景気が低迷し、あらゆる物に対する価値が多様化している今日、経営基盤が強固な大企業であれば景気の悪化や低迷に耐え、景気回復を待つことも可能かもしれません。新たなチャンスを見逃さずに、今日のニーズに合ったビジネスに向けて新たな投資が行えるかも知れません。しかし、それでも景気の悪化や急激な売上や受注の減少に耐え、利益を確保して永続的な発展を得ることは容易でないことは誰もが知っています。

弊社がトヨタ生産システム (TPS) に基づいて開発した 『SGCプロダクションシステム』 は、どの産業にも適用できる今日の時代を見据えた効率的な生産方式です。造り方で原価が変わります。このような景気低迷の経済状況の中、徹底的に無駄を排除して、ジャスト・イン・タイム (必要なものを、必要な量だけ、必要なときに造る、運ぶ、買う) と自働化 (異常を容易に判断できるシステム) という2本柱の概念を持つ 『SGCプロダクションシステム』 を導入して原価低減を追求することが成功の鍵を握っています。「何が」、「どれだけ」、「いつ必要か」を知ることで無駄を発見し、そして無駄を排除していく日々の改善活動とその活動を永続させることが重要です。製造業だけではなく医療機関などの非製造業においても改善活動が取り入れられ、その成果が注目されています。

『SGCプロダクションシステム』 を定着させるためには、無駄を追求する改善活動が永続的に遂行されなくてはなりません。その為には、自ら改善を実践できる組織に変革する必要があります。現場が人を育成し人を活かす、そして知識と知恵は現場の中で引き継がれて行くものです。組織内で改善を率先して実践し、具現化できる人材を育成することが改善の成否を握ります。率先して改善を遂行できる人材の育成、これが新技術グローバルコンサルティングの使命です。
 
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